宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

パーティ行かなあかんねやんか



 というわけで、福岡発の新興ファッションブランドQuantizeの2周年記念パーティが百道浜マリゾンの海岸食堂で開かれたので、ゼミ生4名と行ってまいりましたよ。
 わがゼミの卒業生のお姉さんが、このQuantizeのオーガナイザーをしている川野季春さんというご縁で、ミヤモゼミのみなさんもぜひどうぞ、ということになったので、ファッション系で卒論書こうとしてる学生中心に、みんなで若干おどおどしながら参加させてもらったのでした。
 卒業式以外、年中ノーネクタイの脱力系大学教員の私も、「おしゃれな正装でお願いします」というドレスコードに当惑しつつ、なけなしのワードローブをほじくり返して、ギリでアリか?みたいな格好で行ったんですが、いきなり学生に「センセイこれから誰かにプロポーズですか」などと馬鹿にされて軽く凹みつつ(いや、だってそんなイキった感じにならないようにって気は付けたつもりだったんすよ)、ま、別に俺のことなんか誰も気にしてへんがなと開き直って楽しませていただいた次第。
 新作のお披露目のショーを中心にいろいろな企画があって、ほんとにいいもん見せてもらいましたという感じでした。運悪く、呼んでくれた当の卒業生は仕事で来られなくなったので、初対面のおしゃれびとのみなさんと社交する勇気を出せないヘタレ5人組は、とにかくショーが最前列で見られる位置に陣取り、ほんと最高の近さで素敵なドレスとパフォーマンスを堪能することに専念したのでした。
 歓談の時間帯は隅っこで固まってあわあわしてんのに、見るべき時にはいつもがっと前にいるあたり、図々しいんだか引っ込み思案なんだかわからない集団でしたが、最後、Quantizeのお二人の感動のあいさつも聞けて、またお姉さんにもちゃんと挨拶しておいとまできたので、よかったよかった。
 いやそれにしても、マンガ研究やってて大学教員になって、学生とファッションショー見にくる日がやってくるとは夢にも思いませんでした。ほんと学生たちとの出会いには恵まれてるなあと思います。
 写真、めっちゃ近くで撮れてるんで、お見せしたいんですけど、考えたらモデルさんの肖像権の問題とかあるかもしれないんで、確認してからにします。とりあえず、浮かれてるゼミ生の様子で雰囲気をお察しください。


【追記:写真載せてオッケーとのご連絡をいただきましたので、わりとちゃんと撮れてるのを載せさせていただきます】


 会場に入る前からテンション上がる学生たち。


 


 会場の海岸食堂。福岡タワーを見上げる素敵ロケーションです。



 始まる前から浮かれてしまいます。



 最初に生歌ライブがあったんですが、上手に撮れてません。ごめんなさい。
 その後、3人組のモデルユニット(ごめんなさい、ユニット名聞き取れませんでした。だめじゃん俺)のみなさんのパフォーマンス。




 タップダンスチーム「Steppin' Show-Zone」のみなさんのパフォーマンスと続きます。



 少し休憩をはさんで、いよいよ新作のショーが始まります。






 ショーの山場。Quantizeのお二人が、ウェディングドレスの最後の加工をみんなの前で繰り広げます。





 加工中傍らでタップを踏んでいたダンサーさん(じゃなかったみたいです。ごめんなさい。タップの音と、スーツに何かされてる様子が死角に入ってて音でしかわからなかったので、推測でした。←5月6日追記。)がエスコートして退場という趣向。ダンサーさんのスーツもスプレーで彩られてしまいました。



 まだまだ新作は続きます。




 ショーが終わると長い歓談タイム。勢い込んでカメラ持ってきてたゼミ生たちは、ショーに圧倒されてか、テンション上がりすぎてか、自分たちのスナップを撮る気ゼロの模様だったので、僕ばっか撮ってました。僕の写ってる写真がないのはそのせいであります。



 われらヘタレ5人組もなんとか季春さんにご挨拶をとチャンスをうかがうも、全然ダメ(笑)。学生たちは北九州まで帰らないといけないので、そろそろおいとましようかとしていたところに、2周年のお祝いケーキが登場。



 ケーキはお二人のお友達のパティシエさんがこの日ここで作ったもの。添えられている、お二人をモデルにした人形も別のお友達の作品だそうです。



 ローソクをふー。



 お二人のごあいさつ。ウチの学生もらい泣きの感動スピーチでした。



 最後、ついに季春さんへのごあいさつに成功。後ろ髪をひかれつつ会場を後にしました。



 せっかくだからってんで、福岡タワーをバックににわか学習の効果を生かしてモデル立ちをまねてみました。



 ほんとまじ超楽しかったっす。と、とても大学教員とは思えないボキャブラリーですが、なんか、そんな言い方が一番しっくりくる感じでした。ぜひまた来年も来たいです!