宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

みたび昭和展

 今日は午前中3年生のゼミの最終回をやり、夕方から、年末に行った「近くて懐かしい昭和」展へ、年末行けなかったゼミ生やゼミ入り予定の2年生、僕の講義をとってる1年生等々10数名連れて行きました。博物館実習の引率でも行っているので、3回目。1回目の時に書いたような難点もあるんですが、やっぱり僕の授業をとる人にはなるべく見といてもらいたい内容なのと同時に、僕自身が、今の大学生にとって昭和30年代がどの程度昔なのかを知ることのできる貴重な機会なのがわかってきたので、学生と一緒に来るなら3回くらいは来る価値はあるなと。
 いや実際、美空ひばりって映画に出る人だったんですね、とか、力道山て名前しか知りませんでした、とか、DDTって何ですか?、とか、えっ、このポスター、写真なんですか?とか、結構、「おおお、そこまで遠くなりにけりなのか」と思わされて、むしろ新鮮なんですよ。確かに、写真に修正バリバリ施した映画スターの写真とか、そういうものがあるってことを知らなければ「絵」に見えるよな、みたいな。
 てことで、いろいろしゃべりながらゆっくり展示を見た後、時間のある人たちと、ウチのゼミ生がバイトしてるnatucafeで楽しくメシ食ってデザート食って、また研究室に戻ってもう一仕事しようとしている21時25分なのでした。