宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

1泊旅行も終わって

 今度はこれは学生に対する課題じゃなくて俺に対する課題だろうと言いたくなる量の採点作業が始まっております。前にも書いた気がしますが、うちの大学、正式には8月11日まで、実質的には8月4日まで試験期間で、でも採点の締め切りは8月15日という、今まで僕が経験した大学の中で飛びぬけて短い採点期間になっています。
 この間に、「比較文化入門」の自分のクラスの分のレポート2000字以上×12人分、「比較文化基礎演習」のレポート、4000字以上×60人分、「比較メディア文化=メディア文化概論」の課題3つ(それぞれ2000字前後)×90人分、「世界の文化遺産」の自分の課題を選んだ人数分(締め切りがまだなので確定してませんが多分40人前後)×2000字程度、3年ゼミのレポート6000字〜10000字×15人分、の採点をしないといけません。しかも、今年は親戚の慶事が二つあるため、11日には帰省しなければならず、31日は「講談社の絵本」展の展示作業で大阪へ行きますし、4日はマンガ学会の九州部会、5日はゼミのイベントでほぼ1日費やすので、実質あと8日くらいしかないという。
 なんなんでしょう、これは。どこの大学の先生もこんな感じなんでしょうか。これくらいはこなせて当然なんでしょうか。俺が馬鹿丁寧に見すぎなんでしょうか。
 ・・・とか何とか言ってても始まらないんで、やります。理論上は可能なはずなんで。「入門」と「基礎演習」とゼミのレポートはコメントつけて返しますが、とりあえず採点だけしてコメントは9月にでもやります。って2学期の授業の準備は?何とかなるの?どうすんの?俺。
 まあ、非常勤時代は950人分の小論文試験の採点と6000字以上のレポート20人分の採点を3週間で、とかやってたわけだし、とりあえず家族4人食べていける程度のお給料はいただいてるわけだし、研究室はあるわけだし、文句ばっか言ってちゃいけませんよね。現状に満足しきってしまったら向上はなくなりますが、不満ばっか言っててもダメなわけで。