宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 帰省中にばあちゃんに買ってもらったこちら。

おだんごぱん (日本傑作絵本シリーズ)

おだんごぱん (日本傑作絵本シリーズ)

 これも古典ですよね。脇田和の絵が、地味なのに微妙な愛嬌があって、いいです。「ぼくはてんかのおだんごぱん」の「天下の」という概念がどうもよくわからないらしく、実家でもばあちゃんやかあちゃんに何度も聞いていたそうで、今日は僕が聞かれました。確かに、説明しづらい。「世界」も「世の中」もまだぴんときてないし、「天下」が説明できても「天下の」は「天下に知られた」の意味ですからさらにややこしい。「みんながしってる、みたいなこと」って言ってみたんですが、いまいち釈然としねえって感じでした。あ、おはなし自体はすごくおもしろいみたいです。