宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今年1年を振り返る

 というようなことをすると、泣き言、愚痴、不平不満の類しか出てこず、ぐるぐる考えるうち、結局自分は馬鹿だったということにしかならない1年でした。特に4月以降。そんな人間のところにも子宝はやってきてくれたので、本当にありがたいことでしたし、大きな目で見ると長い人生の中で大いに役立つこと、特に自分という人間の限界に関することを、たくさん学んだ気はしますが、博士論文ラストイヤーの過ごし方としては最悪だったというしかありません。夜食と間食をやめるだけで4月から11月の間に12㎏のダイエットに成功できてしまうような過酷な年だったにもかかわらず、博論は1行たりとも新たに書くことはできませんでした。やせられたのはよかったですけど。
 嫌でも来年3月に提出しないと、課程博士になる権利がなくなってしまうので、妥協の塊みたいなものにしかなりませんが、今までの分を何とか形にして、とにかく出します。で、審査に落ちるならそれはそれだという心境です。来年度は、自分が作成に関わった、学科の新カリキュラムの授業も始まるので、いろいろリセットしないといけません。リセットがうまくできるのかどうか、具体的なイメージがあまりないのですが、いろんな意味で転機になる1年だろうと思います。
 ともあれ、このブログを読んでくださっている皆さん、今年一年ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。