宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の「比較映像(欧米)」は

 先週のアメリカのカートゥーンの話を受けて、日本の戦前の漫画映画についてざざっと。前期の「比較映像(日本)」では戦後の話しかできませんでしたし、世界的な同時代性の中で論じた方が、戦前の状況は分かりやすいので。
 切り抜き法の村田安治、誰もが驚く怪作「茶目子の一日」(西倉喜代治)、それから大藤信郎、瀬尾光世政岡憲三と、それぞれ10分前後の作品を大急ぎでお見せしました。
 「茶目子の一日」はやっぱり、フライシャーでさえろくにウケなかった教室でも、笑いの波が起きてました。