宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 東京滞在中に白百合の先生から頂戴したもの。

ちいさなきかんしゃレッドごう

ちいさなきかんしゃレッドごう

 表紙の印象とはちょっと違って、レッド号が毎日通る線路沿いの村や庭園や池や丘とそこに住む動物たちから見た景色が中心に描かれていて、レッド号は画面の中心に大きく描かれたりはあまりしません。構図がかっこよくて絵柄も渋いんですよ。
 東京から送った荷物にいっしょに入れてたので今朝ウチに着いたんですが、乗り物絵本にはうるさくなってるウチのコドモも大喜びで、まず今朝僕が読んで、昼間おかあさんが読んで、夜またおとうさんが読むことに。ほかにも3冊もらったんですが、これが一番みたいです。
 それにしてもこの著者の名前。ダイアナ・ロスて。そんな同姓同名。でも著者略歴を見ると1910年生まれで、2000年に亡くなっています。モータウンでレコード出してた様子はありません。作中にすごく急な丘を登る場面があったりするもんですから、朝も夜も、おとうさんの頭の中で「Ain't No Mountain High Enough」が流れていたことを、息子は知る由もないでしょう。
Aint No Mountain High Enough

Aint No Mountain High Enough