宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 今日はまたこれ

トーマスのポケットえほん(6冊セット)

トーマスのポケットえほん(6冊セット)

 の中の一冊、「トーマスとクランキー」でした。「それからも クランキーは、トーマスと パーシーを こきつかい、ますます、いじわるの かぎりを つくした。」って、ほんとすげー荒くれ労働者のお話ですよね。ちなみにクランキーは港にやってきたクレーン(クレーン車じゃないですよ、船から港に荷物を上げるクレーン)です。画像はこちらの下の方にありますが、若干かわいめになってますね。
http://www.sonymusic.co.jp/MoreInfo/Chekila/Thomas/about/character/chara_05.html
 背が高いから貨物を運ぶ汽車を上から見下ろして馬鹿にしてるんですね。でも嵐で倒れてしまう。それをトーマスとパーシーに助けてもらって、みんなと力を合わせて働くようになる、というお話なのでした。
 とはいえ、助けてもらったときのクランキーのセリフは「この おれが、ちびの おまえたちに たすけられるなんて」(笑)。素直に謝ったり礼を言ったりできません。仕事の仕方でしか表現できないと。いいんじゃないすか。なんでも言葉で素敵に表現しつくすことが求められがちな今日この頃(ほんとか)、こんな無骨な労働者たちのドラマに幼児を触れさせておくのも。