宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

ついでに

忘れてた告知を。
明治時代館という明治時代大百科みたいな本で、三つの項目、計6ページを担当しています。「似顔絵のいろいろ」、「ビゴーは何を見たのか−「明治の目撃者」、その視線の力と限界−」、「「ポンチ」から「漫画」へ−ジャーナリズムと「美術」の間で表現を磨く−」です。

以前、『週刊朝日百科 世界の文学110 マンガと文学』に書いた、「『漫画』の起源−不純な領域としての成立」を、違う作例を使って、変奏してみた感じです。
今月の『美術手帖』の「マンガは芸術か?」
美術手帖 2006年 02月号

美術手帖 2006年 02月号

を見て、このテーマを歴史的に考えたいという興味をもたれた方には、ぜひお読みいただきたいです。高価な本ですが、近代史好きの方には座右の書にしていただいていいんじゃないかと思います。