宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

1.小さい頃、何になりたかった?

最初に具体的に思ったのは、昆虫学者でした。虫が好きだったんですよね。手塚先生の影響もあると思いますけど、多分それ以前に、小一(あれ?小二だっけ?)の時に仲良くなった友達と空地でいろんな虫を捕まえてたのが大きい気がします。ショウリョウバッタがキチキチ言いながら飛ぶ姿とか、いいんですよね。すいません、訳の分からない話で。あと、何の幼虫か分からない毛虫を色々捕まえてきて育てて、何になるか試したりしてました。オオスカシバという蛾の一種が、蛾なのに羽が透明ででっかくてきれいで好きだったので、くちなしの葉っぱさえやっとけば簡単に育つもんですからいっぱい育ててたり。
ファーブルの伝記を読んで、フンコロガシの観察とかに打ち込む人生ってかっこいいなと思った記憶もありますね。多摩動物公園に昆虫館というのがあって、その昆虫館の先生が書いた少年向けの本とかを読んで、「多摩動物公園の昆虫館」にめっちゃ行きたくなったりもしました。20代になって東京に住むようになったとき、いつでも行けるようになったにもかかわらず、なんか、もったいない気がして、とうとう行かないうちに九州に来てしまったってくらい、いまだに何か、僕の中では「聖地」ですよ。