宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

28日

また朝早めに起きてレジュメ。なんとか1コマ目のレジュメを作りますが、もともと300枚の論文になってるパートなので、相当刈り込んでも、1時間半でしゃべれそうな分量になっていません。やってみると、実際しゃべれなかったので、結局、2コマ目=3時限も引き続き残りの話をして、3時限に予定していた話題は飛ばし、4・5限をなんとかしゃべりきる、という形にさせてもらいました。4・5限のレジュメなんて、もう後半はただの草稿。全部で20枚とかになってて、レジュメでもなんでもない。ほんと申し訳なかったです。

普通集中講義を3日間で半期分やるとかいう場合は、1日に4コマ(6時間)も人間の集中力が持続するわけはないので、間に1時間くらいビデオを見せたりして、話す方も聞く方もうまくメリハリをつけるんですが、今回はとにかくしゃべりっぱなしで、この状態ですから、聞く方も相当つらかったと思います。にもかかわらず、毎日書いてもらった感想は、みなさん、きちんとこちらの反応して欲しいところに反応してくれていて、大変勇気付けられました。さすが選ばれし20名という感じでしたね。

講義終了後は下北沢に移動し、打ち上げ兼、漫画史研究会関係の皆さんとの忘年会。学生さんの参加が4名と少なかったのは残念でしたが、これ以上多くても場所が取れなくて困ってたと思うので、ま、しょうがないですね。会は、漫画史研究会の飲み会そのままの、誰も人に気を使ってない感じで楽ちんでした。いや、ほんとはあえて気を遣わないという気遣いをしてくれてる人もいるのは十分承知なんですが。

普通の居酒屋から、竹熊健太郎さんおすすめの70年代サブカルバー(つまみは缶詰。とか、ソフトドリンクはコーヒー牛乳。とか、壁に貼ってあるポスターは宮崎美子。とか)にぎゅうぎゅう詰めになりながらの2次会、さらに僕と藤本由香里さんと聴講しに来てくれてた表象文化論の院生の石岡良治さんとで渋谷で3次会。僕の泊まってるところは深夜2時が門限なので、ぎりぎりまでおしゃべりして解散しました。もうふらふらでしたが、楽しかったです。