宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

講義予定は以下の通りです。

北九大での「比較メディア文化」と大体同じですが、4コマ分入れ替えてます。その4コマは去年明学でやったマンガ史の講義や帝京平成大学でのアニメ史の講義でのネタのリニューアルなんで、完全な新ネタではないんですが、少女マンガ史がらみの2コマは見せる図版等を全面的に整理しなおし…たいです。

白百合女子大学文学部児童文化学科「マンガ研究A」講義予定

【9月1日】
第1回(2時限):イントロダクション
 「マンガはつまらなくなった」か?
第2回(3時限):マンガはたいへん不純である
 「いろいろなアトム」とそれが示しているもの
第3回(4時限):私たちにはマンガが読めてしまう!
 読むための規則とそれを知っていること

【9月2日】
第4回(2時限):マンガにおいて「キャラ」が「立つ」とはどういうことか
 原理と歴史
第5回(3時限):『リボンの騎士』を読む(1)
 少年とリボン
第6回(4時限):『リボンの騎士』を読む(2)
 サファイヤのいた場所

【9月5日】
第7回(2時限):『少女クラブ』の冒険
「かなしい、こわい、ゆかい」から「いままでにない新しい」へ―
第8回(3時限):「24年組」の周辺で何が起こっていたか
少女マンガの1970年代―
第9回(4時限):マンガ雑誌とそのふろく、そしてそれを楽しむこと
 1970年代後半の『りぼん』を中心に

【9月6日】
第10回(2時限):マンガとアニメのあいだ
 始まりのテレビアニメ−『鉄腕アトム』第一回を見る−
第11回(3時限):劇画と宮崎駿(1)
「太陽の王子 ホルスの大冒険」を見る
第12回(4時限):「劇画」と宮崎駿(2)
「砂漠の民」と白土三平

【9月7日】
第13回(2時限):マンガの現在
 「DEATH NOTE」と「NANA」、二つのヒット作をめぐって
第14回(3時限):試験