今日(7日)の仕事
2限は3年生の演習。今週からいよいよ各自の個人発表であります。
僕が採用されたポストは、「マンガ・アニメ研究」ではなく「メディア文化論」というものなので、ゼミには幅広くメディアと文化(主にサブカルチャー)の関わりを考えたい人を受け入れております。僕にとっても、隣接領域について視野が広がるので、その方がよいのです。マンガ、アニメ、ゲームから、ファッション、広告、インターネット、映画まで、さまざまな領域に関心をもった11名の学生さんが集まってくれてます。
最初の3回ほどはこちらが課題作品を出して、それについてミニレポート提出→ディスカッションでメンバーのキャラ把握&僕のノリに慣れてもらう、その後3回、こちらの出したお題について、3人ないし4人でグループ発表で、口頭発表とその準備のウオーミングアップ&メンバー同士の交流、というような感じでやって来まして、飲み会も一回やって、だいぶ、こう、いろんな意味でほぐれてきたとこで、各自自分で立てたテーマによる個人発表というわけです。
今日の発表は、次の二つ。
まずは1955年前後の日本のファッションについて。太陽族とかマンボズボンとかロカビリーとか真知子巻きとか。戦後の文化をファッションの変遷との関わりで考えたいという趣旨。僕ももっと勉強したいテーマです。
続いては1990年代以降の魔球マンガ。ハロルド作石の『ストッパー毒島』はもちろん、丹羽啓介『キャットルーキー』とか、(ソフトボールですが)『焼きたて!!ジャぱん』の橋口隆志による『ウインドミル』とか、恥ずかしながら読んでなかった作品を取り上げてくれて面白かったです。「滝ボール本気本気(マジマジ)」かあ。やっぱ橋口隆志は、そのうちちゃんと研究しないとな。
ストッパー毒島(ぶすじま) (1) (ヤンマガKC (602))
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