宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

『ラストマン』バラック、バスティアン・ヴィヴェス、ミカエル・サンラヴィル特別講義のお知らせ

【イベント当日の日付でアップしています】


 明治大学大学院国際日本学研究科の特別講義に、『ラストマン』作者のお三方をお招きします。

国際日本学研究科ではこのたび、3人のバンド・デシネ・アーティスト、バラック氏,バスティアン・ヴィヴェス氏,ミカエル・サンラヴィル氏をお招きして、特別講義「ハイブリッド格闘ファンタジーの誕生 マンガ×バンド・デシネ=『ラストマン』」を開講します。
学部生、学外の方も歓迎いたします。ぜひご参加ください。(入場無料、通訳付き、予約不要)



「ハイブリッド格闘ファンタジーの誕生‐マンガ×バンド・デシネ=「ラストマン」」



3人のバンド・デシネ(フランス,ベルギーのマンガ)作家がチームを組んで制作する「ラストマン」は,彼ら自身が親しんだ日本のマンガを念頭に置きながら制作されてヒットし,アニメ,ゲームへのメディアミックス展開もなされている。
この特別講義では,バンド・デシネの要素と日本マンガの要素を合わせ持ったハイブリッドなスタイルの作品の創作の秘密が語られる。 


 講 師: バラックバスティアン・ヴィヴェス,ミカエル・サンラヴィル
 日 時: 2016年10月21日(金) 18:00〜20:00
 場 所: 明治大学 中野キャンパス 高層棟5階 515教室


【講師プロフィール】
1979年生まれのバラック(BALAK),1984年生まれのバスティアン・ヴィヴェス(Bastien VIVES),1982年生まれのミカエル・サンラヴィル(Michael SANLAVILLE)の3人は,ゴブラン映像学校でアニメーションを学んだ同級生。それぞれバンド・デシネ作家としてデビューした後,2013年以降チームを組んで「ラストマン」の制作を行っている。


http://www.meiji.ac.jp/ggjs/info/2016/event2016_2.html


 「ドラゴンボール」や「NARUTO」などの日本の東洋風バトル・ファンタジー・マンガの影響を感じさせつつ、でもバンド・デシネっぽくもあるというこの作品の、どういった要素が日本の読者にそう感じさせるのか、また作者の三人はどう自覚しているのか、具体的な表現に即してお聞きできればと思っています。

ラストマン1 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン1 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン 第2巻 (EURO MANGA COLLECTION)

ラストマン 第2巻 (EURO MANGA COLLECTION)