宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

短期スポーツ教室終了ー

 次男は初日から大好きになってしまった「びじーん(気に入った女の人のことはみんな「美人」なのです)」のコーチと一緒に、頭のてっぺんまで水にもぐったりできるようになり、腕にヘルパー着けてのバタ足もご機嫌さんで率先してやり、長男が到達するまでに数カ月かかった級をいきなりもらって修了しました。
 そして問題の長男の、鉄棒逆上がり挑戦は、次男のプールを見学してると長男の体操の方は見られないので、全然見学できてないんですが、終わった後、本人とコーチから聞いたところによると、練習では何回もできるように!なったとのこと。おー、すごいじゃん!って言ったんですが、残念ながら、最後のみんなの前で一人ずつやるテストでは、「みんなが見てるから緊張して」できなかったために、補助なしで逆上がりできてもらえる級の認定はしてもらえず。
 でも、練習で出来るようになったんだしいいよね、って、本人もなってたし、コーチもめっちゃほめてくれてたし、終わった後、がんばったからねー、なんつってモスバーガー行っておやつ食べたりしてた時はご機嫌さんだったんですが、あとからじわじわ悔しくなってきてたらしく、家に帰ってかあちゃんに補助(跳び箱の踏み台を下に置いてやるんですが)あり逆上がりができる級の認定証を見せようとすると、急に「恥ずかしいから見せないで!」と言い出し、自分と同じで認定証もらえてうれしいに決まってると思った次男が、気を利かせてその認定証をかあちゃんに見せようとしたところ、怒って次男をたたいて泣かせてしまう想定外の展開に。
 まさかそこまで本気で恥ずかしがってる、というか悔しいモードになってるとは思わなかったので、いきなり次男をたたいたことを叱って、次男に謝らせ、テストで出来なくても練習でできただけでもすごいんだから、ほめてもらっていいことなんだから、そんな恥ずかしがるのはおかしいよ?っつったら、泣きながらテストでできなかったのが悔しくて恥ずかしくなってきたと言い出したのでした。
 うーん、バスで15分ほどの帰路の間にそんな心境の変化があったとは、とうちゃんそこまで読み切れなかったよー。アンケートに本人からコーチへのメッセージを書く欄にも、びっしりお礼の言葉を書いてるみたいだったから(当然、恥ずかしいからっつって読ませてくれてないんですが、一行目だけちらっと見えたのでした)、大満足なのかと思ってました。
 むしろ、出来るようになった!って達成感があったからこそ、テストだけできなかったのが悔しい!っていうふうになってきたんですねー。その理屈自体は分かるんですが、時間差で出てきたので、気付きませんでした。分かってたら、次男が認定証持っていこうとした時、とうちゃんが強く止めてたと思うんで、せっかくがんばって帰ってきた二人を泣かすこともなかったなと、反省した次第です。でも、長男が、そういう気持ちが持てるとこまでいけたことは、よかったな、と思います。
 なんか、三日間だけですけど、やっぱり、いい指導をしてもらって、出来なかったことができるようになるっていうのは、子供にとっては大きいなと、改めて思った次第です。