宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今朝は

 いつものように次男を幼稚園バスのバス停まで送った後、長男の小学校へ、図画工作の展覧会を見に行きました。展示は今日と明日だけで、かあちゃんたちは明日みんなでゆっくり見に行くんですが、僕は函館出張で行けないので一人で。
 長男のだけささっと見て帰ろうと思ってたんですが、体育館に展示された全学年の作品が、いちいちほんとに面白くて、つい40分も滞在してしまいました。
 各学年ごとにコーナーが作られていて、それぞれ三つくらいの統一テーマの作品が全員分あるんですが、立体あり平面あり、素材も様々、テーマも様々で、これまた自分が小学生のころとはずいぶん様変わりしたものだと思いました。
 ていうか、一応図工・美術の教科書は小中高の分、改訂の度にざっと見たりしていたので、知識としては知ってたんですが、実際に子供たちの作例をどーんと体育館いっぱいに見られると、実感が違いますね。
 長男の2年生は、メインの立体物が、紙粘土で作った「森のまもり神」。中を空洞にして卵型のランプを入れられるようにした高さ15センチくらいの、思い思いの神様たちが、カーテン張って暗くしたスペースに並び、ランプの光でほんのり見えるという趣向。これが3クラス分なので、なかなかの量。楽しい楽しい。ウチの子はカペリートみたいなキノコの神様でした。

 ほかにも平面というか半立体のチョウチョの作品も全員分あって、みんなきれいでかわいかったです。
 3年生は、立体が紙粘土で作った思い思いのデコレーションケーキ中心。これも楽しい。
 そして一番よかったのが4年生の漁船。大漁旗を掲げた漁船、というシバリの中で、模様とか装飾とかは自由。本体は電ノコ使って木で作ってるのでなかなか本格的。これが人数分並んでて圧巻。しかもラジカセ置いて「兄弟船」がエンドレスでかかってます。なみのぉーたにまにぃー。
 演壇の上は、全校生徒共同の「アートの森」ができていて、2年生の作った虫たちもたくさんいました。

 いやー、長男は「別に見に来なくていいよ」とか言ってたので、正直忙しいしやめとこうかと思ったんですが、行ってよかったよかった。
 夜帰宅してから、長男に4年生のとかアートの森とかすごかったねえと話すと、結構盛り上がって長男も自分は6年生のがすごいと思ったとかあれこれ言ってたので、何よりでした。