宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

先週の遠藤誉先生の特別講義について

 すがやみつるさんがブログで書いて下さっています。


http://sugaya.otaden.jp/e135214.html


 すがやさん、ありがとうございます。宮本「先生」は、こちらがかえって恐縮しますので、どうかお気軽に「さん」でよろしくお願いします。
 僕も家庭の平和を守るために金曜日しか出られなかったんですが、講義、懇親会ともに出られてよかったです。
 議論の本筋とは別のところで、個人的に印象に残ったのは、講義の中で紹介されていた、同人誌即売会&コスプレイベントで、男子学生のおたくくんが、「宅腐共和」というプラカードを見せてにっこりしてた写真でした。
 男子のお「宅」と「腐」女子の「共和」をほがらかにアピールしていて、実際、会場写真をいくつか見せていただいた中では、男女同じくらいの人数で一緒ににこにこ写真におさまっていることが多く、懇親会の際に遠藤先生におうかがいしても、男女仲良くやってるサークルが多い印象とのことでした。
 日本の同人誌即売会ではあまり見られない光景かなあ、男女平等が徹底している国ならではかなあ、と思ったんですが、そもそも日本のおたく状況についても、大して詳しくないので、適当な感想です。
 また、一見日本よりは仲良さげでも、わざわざ「宅腐共和」とか書いてる時点で、真の共和は実現されてない状況があるのでは?という意見も懇親会参加者の方から出ていて、それも確かに一理あるなとも思った次第です。
 ま、単純に「宅腐共和」って、キャッチフレーズとしていいですよね。わかりやすくて。日本でも広まったりしないかな。