宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

一区切り

 先ほどの3年ゼミで、明治大学での授業、ファースト・ラウンドが終わりました。まだ3年生までしかいない学部のため、講義2コマ、演習2コマと、北九大時代より負担は少ないです。
 が、北九大の方の4年ゼミを月1くらいで3,4週分まとめてやりに行くのと、北九州漫画ミュージアムプロジェクトのサポートも続けているので、トータルすると、今まで通りです。


 こちらでの講義は、漫画とアニメに特化したものなので、いろいろなストックを少しずつ組み替えたり、手を加えたりして、何とか初年度は乗り切れるかな、という感じです。1年かけて、ここのカリキュラムと学生さんのニーズをしっかり把握したうえで、来年度以降、さらに編成しなおしていくと思います。


 新しい種類の授業としては、1年単位で、3・4年次のゼミには継続しない2年生のゼミというのがあります。
 3年ゼミもそうなんですが、こちらも、メディアと大衆文化、サブカルチャー全般扱えるゼミにして、北九大での、漫画・アニメ以外の、メディア文化・表象文化・大衆文化全般の講義でストックしたネタとスキルを注ぎ込むことにしました。300人の大教室でも一人ひとりが参加意識を持てるようにと工夫して組み立てた講義が三つあったので、これを少人数のゼミ用にアレンジするとより面白くなるのでは、ということです。実際、昨日の1回目をいい感じで始められたのでよかったです。
 3年ゼミは、基本的に北九大でのゼミのバージョンアップですが、新しい工夫もしていきます。
 全般に、ま、悪くない滑り出し、だったと思います。学生さんたちの印象もいいです。授業の方は、何とか初年度から最低限のレベルはクリアできる気がします。ここに研究方面の時間をどれくらい組み入れていけるかは、まだちょっと見えない感じですが。


 あと、今日の午前中は、下の子の幼稚園の入園式でした。遠隔地からの引っ越しで、事前にちゃんとアプローチできなかったため、4月入園は無理、年度途中の編入になるかも…、という感じだったんですが、幸い、おかあちゃん的に一番気に入ったところにふつうに4月入園できることになりました。よかったよかった。
 上の子の時は、入園式に出られなかったんですが、今回は授業が夕方だったので、出席できました。
 下の子は、生まれてから今まで、上の子の時ほど日常的にたくさん接してなくて、月曜日の朝出かけるときに、「おとうちゃん、つぎ、いつくるの?」とか、「またきてねー」とか言われる、手塚先生んちかよ、って状態になってたので、入園式ぐらい出てやりたかったですし。


 そんなわけで、公私ともども、やっと一区切り、というか、これからここでの日常が本格的に始まるという感じになった次第であります。研究室の片づけは、まださっぱりですけど。段ボール箱のスペースを取るために、ソファが立ったままです(笑)。