宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

いのちのたび博物館に

 行ってきましたよ今日は。とうちゃんと子供たちとで朝から。かあちゃんは年末のお片付け&お掃除などまとめて家で。
 いのちのたび博物館こと北九州市立自然史・歴史博物館は、恐竜の化石とレプリカが大量かつ大規模に展示されていて、恐竜好きのキッズに人気の博物館です。リンク先のウェブサイトも見てみてください。
 地球の誕生から現在に至る自然史・歴史(人類史)を、「いのちのたび」とまとめて、一つのミュージアムの中で見せるというのもなかなか良いコンセプトだと思います。実際には、自然史の展示が地球誕生から現在まで来た後、歴史の展示がまた原始時代から現代まで来る形になっていて、相互の独立性が高いのが、ちょっと残念というか、そうせざるを得ないのかなという感じですが、内容、構成ともになかなかレベルの高い展示になっていると思います。
 館に入って最初の大空間にどどーんと巨大な化石が並んでいるので、上の子のテンションはいきなり最高潮になってすごかったんですが、なまじ一つの空間に惜しげもなく並んでいるので、早く次を早く次をってなって足早に見る感じになってしまい、その分、次のコーナーでは哺乳類や魚類になるのが「えっ、もう恐竜終わり!?」ってことになってしまったらしく、「恐竜ばっかりなのかと思ってたからちょっとがっかりした」って言ってました。
 もうちょっと小分けにして、このコーナーは肉食恐竜、ここは魚竜、ここは翼竜、とかってなってれば、もうちょっとゆっくり見られて、しかもまだ次もあんの!?まだ次もあんの!?ってなったと思うんですが、恐竜だけを見せる博物館じゃない以上、この構成はベストだと思いますから、事前にきっちり恐竜だけじゃないと念を押しておかなった僕がうかつでした。でも結局、その様子を見て急きょエンバイラマ館を最後に見ることにしたとうちゃんの作戦も成功して、トータルでは楽しかったみたいですけど。意外と竪穴式住居とかには食いついてましたし。
 下の子も、退屈かなと思ったら、化石は普通におおおってなってましたし、ほかの展示も上の子のまねっこして、わけも分からず、先に展示ケースの前に行っては、僕に「とうちゃん!みてみてー!」って呼びかけたりして、始終楽しそうでした。
 そして、朝10時すぎに家を出てから、バス→JR→博物館→JR→バスとそれぞれ片道1時間以上の道のりをたどって夕方6時に帰宅するまで、びっくりするくらい二人ともぐずらない。上の子はこの年齢の頃どころか幼稚園の年中さんくらいまで、僕と二人で半日出かけたりすると途中でぐずったり文句言いだしたりする時間帯が必ずあったんですが、下の子はいっさいなし。帰りの電車で寝てくれたので、僕も寝られたし、その横で上の子は今日見た恐竜を、サンタにもらった図鑑で確認する作業に集中してたし、何この扱いやすい子供らは?って感じでした。