宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 今日は下の子が昼寝してなかったので、先にかあちゃんと寝てしまったため、志村どうぶつ園スペシャルを見てた上の子には、リビングでこちらを読んでから寝室へ入りました。

くだもの だもの (幼児絵本シリーズ)

くだもの だもの (幼児絵本シリーズ)

 石津ちひろとアニメーション作家の山村浩二のコンビによる絵本です。
 今年のクリスマス、サンタさんへのリクエストは恐竜図鑑と国旗の図鑑だったので、それはそれとしてサンタさんが届けてくれたんですが、下の子にはかっちょいい消防車の室内乗り物をサンタさんが届けてくれることになっていたので、ちょっとアンバランスかなと思い、とうちゃんかあちゃんから、上の子が楽しめそうな絵本と、上の子も下の子も楽しめそうな絵本を合わせて2冊プレゼントすることにしたのでした。
 で、今日のはその二人とも楽しめそうなやつの方です。基本的に言葉遊びなんですが、さすが山村浩二、ちゃんと言葉遊びの絵解きが見開きごとに並ぶだけじゃなくて、見開きから見開きへの連続性も考えて、ページをめくる楽しみを絵の方で仕掛けています。僕が読むのは初めてでしたが、案の定、ダジャレ好きの上の子はすでに大いに気に入ってくれていて、絵の方の仕掛けにも気づいてました。
 ちなみに、上の子用に買ったのは、古典のこちら。
すてきな三にんぐみ

すてきな三にんぐみ

 ちょっとクリスマスっぽいお話でもあるし、こんな雰囲気のも楽しめるようになってるよね、と思って買ったら、「これ、幼稚園のお話し会で聞いて、ほしかったんよ」と言われ、びっくり。ずっといっしょに読んできてるとこういうところでシンクロすんのは当然といえば当然なんですが、うれしかったです。
 さらにちなみに、サンタさんがくれた図鑑2冊はこちら。
小学館の図鑑NEO 恐竜

小学館の図鑑NEO 恐竜

世界の国旗図鑑―歴史とともに進化する国旗

世界の国旗図鑑―歴史とともに進化する国旗

 上のは小学生向けのですが、小学館が出して人気らしい最新シリーズ。ものすごく情報量があるんですが、毎日すごい勢いで読んでるらしいです。
 下のは、一応児童書の体裁で、実際上の子の通ってる幼稚園の図書室で夢中になってたらしいんですが、「国の成り立ち・国旗のいわれ」を説明する文章が完全に大人向け。ルビ振ってるだけ。「1918年南スラブ系民族が統合して、セルビアクロアチアスロベニア王国を建国し(1929年にユーゴスラビア王国と改称)、このとき汎スラブ色を用いた青・白・赤の国旗が制定された。第2次大戦後、6共和国と2自治州によりユーゴスラビア連邦民共和国、社会主義連邦共和国が成立したが、1992年連邦は解体。セルビアモンテネグロが、2自治州とともにユーゴスラビア連邦共和国の創立を宣言した。」(セルビア共和国の解説の一部)とかですよ。でもいい、らしいです。