宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

(仮称)北九州市漫画ミュージアム基本コンセプト検討委員会

 というのが正式名称らしい会議が、今日の夜、北九州市役所の本庁舎で開かれました。
 どなたが出席なさったかとか、どんなことが議論されたかとか、僕がブログで具体的に書いていいのか分からないので控えますが、少しでも早く、カチッと決まったことしか公表できない、みたいな状態じゃなくしたい、と思っています。
 検討委員会でがっちり固めたことを、もう動かせないこととして市民のみなさんに「情報公開」していく、のではなく、今、こんなことを議論している最中で、こういうことで困っていたりアイデアが不足しています、というのをなるべく率直に出して、実現性はともかく、こうだといいな、こんなふうだと面白いな、というアイデアをどんどん市民のみなさんからお寄せいただいて、その中から、いいもの・できそうなものはどんどん取り入れ、生かしていく、という準備の仕方にしたいんです。みんなで一緒に作っていく、みんなで一緒に運営していく、そういうミュージアム(づくり)にしていきたいんですね。
 今日の委員会では、今日初めてまとまった形で現段階での構想に触れた方もおられましたので、具体的なイメージの共有が難しかったのですが、おそらく、そんなにおかしなことになっていったりすることはないという手ごたえはありました。議論すればするほどコンセプトが曖昧になっていく、というありがちなパターンに陥ることもなさそうです。楽観はできないけど悲観する必要もないかな、という感じです。ま、例によって僕が若干しゃべりすぎだったんですけど、こういう公的な場ではやっぱり僕なんかまだまだどこの馬の骨状態なんで、どんどんアピールしないと、というのもありました。幸い、どの委員の方もどんどん本音でしゃべってくださる感じなので、この先会を重ねるごとによくなっていくんじゃないかなと思います。
 ともあれ、東京から帰って福岡空港から高速バスで小倉へ来て、2時間以上会議やって、また福岡に高速バスで戻る、というのはさすがにちょっときついですね。今は、大学の研究室に寄って、バス待ちの時間に更新した次第です。