宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

そんなわけで

 森村泰昌の集大成的な展覧会、「美の教室、清聴せよ」を見てきました。期待通りに大変充実した展覧会でした。作品に使われた小道具やセットの質感と、作品を見比べられたのがよかったです。あとキモい写真も撮れました。



 今回は、熊本大学跡上史郎さんのゼミと合同で見学ということにあいなりまして、CAMKで合流して一緒に見学→お茶→居酒屋で懇親会、という流れでした。段取りはみんな跡上さんとゼミ生さんたちにやってもらって、すっかりお客さんでした。
 しかも、お茶タイムに跡上さんとお付き合いのある伊藤比呂美さんが、マンガの話をしたいってことで、おいでになり、小一時間、浦沢直樹さんの話などさせていただくというイベントが組み込まれていて、なにげに緊張したのでした。だって、伊藤比呂美さんですよ?松浦寿輝先生に指導教官になってもらってた割には現代詩のことはとんと知らない僕でも知ってる現代詩人ですから。今回、跡上さんと段取りの相談をするうち、急にこういう話になり、どうすんだおい、みたいな感じだったんですが、そして伊藤さんは最近井上雄彦さんと対談されたりしているので、あー最近「バガボンド」ちゃんと追っかけてないぞ、みたいな感じだったんですが、幸い浦沢話に集中したので、それなりに喜んでいただけたようで安心しました。
 夜の懇親会では、酒が進むにつれてミヤモゼミ3年生の「自由」な人たちがその本領を発揮して、熊大のみなさんの一部の方の何かを解放してしまっていたようでしたが、そんなことでよかったのでしょうか。
 ともあれ、今日は本当に濃密な時間を過ごさせていただきました。跡上さん、ゼミ生のみなさん、本当にありがとうございました!



 あ、これはウチのゼミ生です。今日来た全員じゃないんですけど。