宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

チェコのマッチラベル展へ行く

本とマッチ

 今日が出産予定日だったんですが、一向にその気配もないので、じゃあ歩くかと、我が家から徒歩10分のところで開かれている「チェコマッチラベル」展をオクサンと見に行きました。
 場所はデザイン会社アポロ計画さんの応接スペース。社歌に出てくる毛のない犬のことも少し期待して行ったのですが、実際にきゃんきゃん言って歓迎してくれたのはふっさふさの小型犬でした。なんで?生えた?ま、かわいかったからいいんですけど。
 さて、「ブックオカ」の一企画として開かれているこの展示、マッチラベル好きの南陀楼綾繁id:kawasusu)さんが、プラハに行ったときにコレクターから譲り受けたコレクション。すでに『チェコマッチラベル』という素敵な本にまとまっていますが、そこには載っていないものも含めて現物が一堂に会しているのはやはり圧巻でした。
 なので、展示スペースは多分8畳あまりくらいしかないんですが、なにせマッチラベルですから、数がすごい。壁に展示されたものとファイルに収められたものを眺めているとまさに小宇宙なのでした。
 会場では、『チェコマッチラベル』や、復刻版マッチ4種類のほかに、南陀楼さんの『路上派遊書日記』のサイン本も販売されていたので、まだ買えていなかった『遊書日記』とマッチ一つを購入いたしました。

チェコのマッチラベル チェコで見つけた、あたたかなともしび

チェコのマッチラベル チェコで見つけた、あたたかなともしび

路上派遊書日記

路上派遊書日記

 11月5日には、南陀楼さんのトークショーもあるんですが、この日は、僕のゼミも出店している北九大の大学祭の最終日でもあるのです。さすがに最終日に別のイベントに出てんのもいかがなものかという気がしますので、多分参加できません。以前、南陀楼さんが編集されていた『本とコンピュータ』で原稿を書かせてもらって以来、お会いできていないので、久しぶりにお会いしたかったんですが。あと、下手するとこの日くらいまで出産が延びる可能性もなきにしもあらず。うーん、何とかならないかな。