宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

3日の火曜日は

 3年ゼミと4年ゼミ。久しぶりに顔を合わせて、後期の段取りを連絡したり、4年生については就職活動の状況を聞いたり。
 夜は研究室で夜通し翌日1時限の基礎演習の準備、というか前期の課題のレポートに対するコメントの清書(履修者59人分の4000字以上のレポートに400字前後のコメントをつけて返すんですが、通勤中などにシャーペンで走り書きした下書きを赤ペンで清書しないといけなくて、てことは下書きを消しゴムで消す作業もあって、めちゃめちゃ時間かかるし腕が疲れるんです。大阪にいる間も少しやってたんですが)と、全体に対する講評をまとめる作業、さらに、水曜朝まで締め切りを待ってもらった共同通信の新刊レビューを書くというハードなお仕事。
 0時過ぎてやっと取り掛かり始めた新刊レビューは、毎回新刊3点を一つの文章で紹介するという文筆修行のような形式なんですが、今回は秋なんで切ない恋バナを集めて、「ハチクロ」の10巻と「げんしけん」の8巻と「ハツカレ」の9巻に。とは言え、疲れもたっぷりたまった中で0時から書き始めるのはかなりきついわけです。
 そこで高いけど効く漢方系のドリンク剤を飲み、スピッツやらジュディマリやらを鳴らして、眠気覚まし&甘酸っぱい気分の盛り上げを無理やり図ります。夜中に大学の研究室でそんなん聞きながらこんなマンガのレビューを書く、眼の下黒くした36歳、もうすぐ二児の父の大学教員のオレに乾杯したいと思います。もちろん、ノンアルコールで。