宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

昨日は

 研究室にマンガ読みに来た新入生さんたちとちょいちょいしゃべったりしながら、月曜日の自分の講義「比較映像(日本)」(なんかすげータイトルですが、こういう科目名は以前からのものなんで)の仕込みなどをしました。
 今までいろんな大学でやってきた日本のアニメ史概説ですが、初回はちょっと、「今、大学でアニメについての授業をするといふこと」について、きちんと言っておかなくてはならないこともあるわけです。当然、コンテンツビジネス振興の「国策化」の流れやそれに対する批判を紹介しつつ、こちらのスタンスを述べることになるわけですが、まだ履修登録が終わってない初回の様子見の学生さんたち相手に、あんまりハードな話一辺倒では付いて来てもらえないので、ちゃんととっつきやすい映像素材も用意すべきなわけです。
 しかも受験生向けの大学案内のパンフに授業風景の写真を載せるからってんで、そのための時間もとらないといけない。スクリーンでアニメ上映してても写真には写らないんで、何か「絵になる」時間帯を作らないといけないんですね。あーめんどくせーと思いながら、一応プランは立てたのでした。