映画で実際に使われた衣装と小道具と、映画のスチル写真の展示でしたね。映画の半券を持ってる人は入場料が割引（無料だったかも）、こっちのチケットを持ってる人は映画が割引（これはさすがに無料にはならない）という連動企画なので、内容的にも、映画を見てない人の期待や不安を膨らませたり、見てる人があのシーンのあの衣装を間近に見て、わーわー言って楽しむ、というものですね。作品の世界をいろんな角度から見直す、みたいなものではないです。矢沢先生の原画もあるとのことで期待してたんですが、扉絵用のカラーのものばかりで、ご存知のようにカラーページはパソコン使って着色してて、展示されてるのもプリントアウトしたものですから、ペンや筆とそれを持つ矢沢先生の手の痕跡のある紙ではありませんでした。本編の白黒ページの原画が見たかったです…。ともあれ、映画を見た、ありはこれから見るつもりの人は、それなりに楽しめるんではないでしょうか。各地のパルコを巡回してるようなので、パルコのある町にお住まいの方は要チェック。
