あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
2019年度はゼミ以外は研究に専念していい特別研究期間(いわゆるサバティカル)をいただいて楽しみにしてたんですが、ふたを開けて見ると30代後半から40代前半の心身の疲れの蓄積と加齢に伴う衰えからか、思っていたほど体も頭も働かず、当初やろうと思っていたことの半分もできそうにないまま(一応論文は5本書いて、2本はすでに世に出て残り3本は今年の春に出る予定ですが、もとはこれの倍以上書くつもりでした)、もう4月からの年度のことを考えなければならなくなり始めました。
川崎市市民ミュージアムの件のような、気が滅入る出来事もありましたし、すでにいろいろな社会的しがらみの中で生きるほかないアラフィフが、「研究に専念」するのは相当の「断る力」が必要で、今の自分にはそれが足りない、そしてもちろん院生のころのような全部引き受けて全部やったらぁというような気力体力もない、ということを痛感する2019年でした。
宮崎駿の「風立ちぬ」の中で、カプローニ先生が「創造的人生の持ち時間は10年だ」と何度も主人公をたきつけるように言うのですが、自分にとってのその10年はとっくに終わっているという事実を、分かっていたつもりではあったのですがまざまざと実感した次第です。
2020年は50歳になります。創造的人生の持ち時間が終わった後もなお、何らかの独創性のある仕事を続けるための自分なりのペースを、見つけられる一年にしたいなあと思っています。
#オクサンの地元のお雑煮と俺の地元のお雑煮
#帰省はしてません
#初詣は井之頭弁財天
#おみくじは吉でした
#あと、元日にボウリング行ったら多分高校生の時以来のスコア170超えが出ていい気分でした
#お正月のぴっち