宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

キッズ9人と劇場版ドラえもん

今日の午前は、恒例の、三男の幼稚園時代からの友達とその兄弟連れて吉祥寺オデヲンで劇場版ドラえもんを観る会、でした。今回はその友達の一人の妹ちゃん(4歳)が映画館デビューってことでそちらのお母さんも来てくれたので、大人2名でしたから、ほんとに楽ちんでした。

過去日記を見ると、ここ数年はクオリティ高くて良かったって感想が続いてますが、今年の「ドラえもん のび太の月面探査記」は、それにもまして良かったと思います。

普通にちょっとグッと来るところが二、三カ所あったんですよね。辻村深月脚本ってことで話題ですが、なるほど脚本に力があるとここまで違うのかって思いました。

演出も作画もそれに応えるクオリティで、素晴らしかったです。

前半細かいギャグとかアクションとかを挟んでないのに、劇場の子供たちがちゃんと集中して見てて、お話と丹念なアニメート自体の力で引っ張って、後半どんどん盛り上げていくところでは手に汗握らせつつ、所々で爆笑もとるっていう。

何がよかったって、前半の最後で月でできた友達が連れ去られた後、助けに行って盛り上がる後半の前に、いったんのび太たちが地球に戻って、準備をするっていうくだりがあるんですけど、自分たちは死ぬかもしれない危険を冒して友達を助けに行くんだっていう決意を、のび太たちがひとりひとりそれぞれの場所でするんですけど、こういう「タメ」をしっかり作るっていうのが、すごくよくて。

楽しい!面白い!だけじゃなくて、大人が観てもしみじみよかったなと思える作品に仕上がってました。おすすめです。

 

映画見終わった後は、お母さんたちと子供たちは井の頭公園の西園でお弁当食べて遊び、自分は離脱して、庭の芝生が生えてない所に芝生を貼る準備をホームセンターなどに行ってあれこれしました。

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西園に咲いてた早咲きの桜です。

夜はみんなで「いだてん」観て、三男と将棋、でした。三男は今日図書館でひふみんの子供向けの詰将棋本を借りてきて、ハマってました。「ジャングル大帝」も少しずつ読み進めているとのこと。次男は「漂流教室」が怖すぎていったん読むのやめてるそうです(笑)。