宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

3分割休日

 今日はちょっと珍しい休日の過ごし方でした。
 午前中は、次男と三男が学校図書館へ行き、おかあちゃんはパン屋さんのパート。長男は新聞読んだり宿題したりしていて、とうちゃんは布団干したり庭の掃除をしたり猫のぴっちを庭で遊ばせたりして過ごしました。



 昼ごはんはちょっと早めにピザ食べて、午後はまず三男と三男のスイミングに付き添います。
 結構遠いんですけど、三男が自分の自転車で行くのに付き合います。
 一生懸命泳いでるのを見たり見なかったりして(土曜日なので参観に来てる親が多い)1時間余り過ごして、帰る前に冷水器で水飲まなくていいか聞いたんですが、大丈夫っていうので、じゃあ、ま、帰ったらおやつだしいいか、と思って出たんですが、ご存知のように今日の東京は日中26度とか27度とかになっていて暑く、プール終わりで体の中が熱くなってる小2はたちまちほっぺが真っ赤になってきて、だんだん無口になり、しばらくすると急に自転車がふらついて転びそうになったりしたので、これはヤバいと思って、急いで近くのスーパーで本人希望の三ツ矢サイダー買って一息。ぷはあああ!!って飲んでたちまち元気になる分かりやすい小2。
 上の前歯が2本抜けてる笑顔で炭酸飲んでるのを写真に撮ってオクサンとおばあちゃんにラインで送ってから帰宅。
 すると、庭で次男がめちゃくちゃ優雅なひとときを過ごしてました。



 で、みんなでおやつ食べて、今度は次男と調布にできたイオンのシネコンへ。
 ここで報告してたか覚えてないんですが、次男は「ちはやふる」の漫画版にハマってまして(というか、まあとうちゃんが次男は好きになりそうだなと思って研究室から持ち帰って読ませたところ思った以上にハマった次第)、百人一首の本を図書館で借りてくるくらいなんですが、先日テレビで放映されてた映画版の2部作を見たところ、よかったといってたので、じゃあこの春の「結び」も、もともととうちゃんも見に行くつもりだったから、一緒に行くかと。
 よかったですよ「ちはやふる-結び-」。
 団体戦と太一の成長に焦点を絞った脚本で、ほぼ主演・野村周平
 原作でも一番凡人が感情移入しやすくなっててその成長のプロセスが大事にされてるのが太一なので、長大な原作をまとめるには正解だったと思います。
 ミヤモト自身は、前の二部作の時点では、正直野村くんの演技力がほかのキャスト陣に比べて若干弱いなと思ってたんですが、今回は役者としての野村周平の成長を、太一の成長と重ね合わせて見られるような感じで、よかったですね。
 演出も他のキャスト陣の演技も安定してるので、普通に面白かったー、よかったーと言える感じでした。
 あ、シシヤマザキによるアニメーションを使った場面がいくつかあるんですが、これもとてもよかったです。
 2時間を超える作品でしたが、次男も「えー、そんなに長かったのかー」「面白かったー」と言っていたので、一緒に行ってよかったなと思いました。次男と二人で映画ってのも初めてだったし、こういうのもいいなと思いました。