卒業式でした
昨日は明治大学の卒業式でした。
大学院国際日本学研究科、国際日本学部、それぞれの学位記授与式があり、自分の指導学生としては院生1名、学部生7名を送り出すことができました。
院生は優秀だったので指導教員としては楽させてもらいました。就職してからも何らかの形で書くことは続けたいとのことだったのでがんばってほしいです。
学部のゼミ7期生は、12人でスタートしたんですが、3人が4年の夏休みに離脱、1人(留学生)が兵役で休学(春から8期生に合流)、1人が今年の冬休みに離脱で、昨日一緒に卒業を祝えたのは7名でした。
7期生は2年生の時の教養講座からの延長で来た学生が多く、その時の教養講座は全体に非常にノリがよかったので、ついに「奇数学年はおとなしめ、偶数学年はテンション高め」の法則が覆されるかと思ったんですが、やっぱりおとなしめの学年になってしまいました…。なんでなのかなー。この法則の前になすすべもない自分の指導力不足をもはやどうしたらいいのか…。
振り返ってみるに、結局、一人一人へのケアが足りないっていうことなんですよね。あとから考えると離脱しそうになる兆候を見つけることはできたはずなんですよね。そこですぐに声をかける・相談に乗る、ということをできていれば、と思うんですが…。ゼミを途中離脱しちゃう学生って、基本的に人に頼るのが苦手で、相手に迷惑かけちゃいけないって思って自分だけで抱え込むタイプの子が多くて、結果、いきなり「やめます」って言ってくるっていう…。そういう学生に「思いつめる前に相談して」って言うだけではダメだってことがいい加減わかってきたので、なにか仕組みを考えないとなと思います。
そんな中、最後まで走り切ってくれた7名にはほんとに感謝です。書き上げられた論文のレベルは全体的に高くて、こちらも勉強になることが多かったです。今年も卒論集を本にしてますのでいずれみなさんにお求めていただけるようにします。
一人一人の個性もみんな素敵でした。ゼミブログの最後のシリーズ「卒業にあたって」、ぜひ読んでみてください。
http://miyamoto7.blog.fc2.com/
(兵役から戻ったばかりの留学生と、途中離脱したけどせっかくだから一緒に写真撮ろうよってなった学生1名合わせて9名になってます)
お祝いに来てくれた8期生もいっしょに。このお面は7期生が教養講座の時に作ってくれたやつを卒業式用に再生産してきてくれたものです。愉快なゼミですよね(笑)。
ということで、いろいろあって、教師としてはほんとに申し訳ないことが多かったですが、卒業されたみなさんにはぜひこの2年間の経験を力にして、なるべく楽しい人生を歩んでいってほしいと思います!おめでとうございました!
【追記】
卒業生から記念品に写真タテと、あとこんな素敵なものをもらったんでした。
我が家の猫、ぴっちの顔写真を使ったぴっちのハイチュウ。次男三男大喜びでした。