宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

長瀞・秩父日帰りドライブ

【12月3日の23時台に書いています】


 ゼミの卒論合宿で3年連続行ってすっかり気に入った秩父長瀞。家族でも行きたいなと前々から思ってたんですが、ちょうど埼玉県立自然の博物館で「秩父鉱山」展があるということで、鉱物愛好家の中3長男も乗ってくれてついに実現しました。
 秋の紅葉シーズンは大混雑とのことで、ピーク期は外したい、自分の出張予定等も外して、とやってたら12月になってしまい、しかも世界遺産に登録されたばかりな上に今年は土日開催という秩父夜祭の宵宮にも当たり、大丈夫なのかこれ?と心配したのですが、一応事前にネットで両方のこのシーズンの様子をネットで調べ、秩父市長瀞町観光協会にも電話して確認したところ、長瀞行ってから夕方秩父に移動してこの春オープンした西武秩父駅の温泉「祭の湯」に入って宵宮の花火も見て帰るというコースが成立しそうだったので、行ってまいりました。
 9時過ぎに三鷹を出て、運転すること約2時間。長瀞駅に近づいて秩父鉄道と道が並行し始めたところでちょうど休日一往復のみ運行のSLパレオエクスプレスと並走できる展開に。ちょうど11時半ごろ長瀞駅前に着いたので、SLが停車してるとこで写真撮ったり、出発を見送ったりできました。今回、時間の都合もつけにくいし、子供たちみんなそんなSL乗りたいわけでもないしということで乗るのは無しにしてたんですが、十分楽しめてしまいました。



 クルマは駅前の駐車場(1日500円、特定のお店で飲食すると無料に)に余裕で停められて、お昼ごはんは長瀞駅駅周辺にたくさんあるお蕎麦屋さんの中でうどんもあってうどん好きの三男がここがいい!と言った「たじま」で。
 天ぷらそばの天ぷらの量がハンパなくてしかもおいしくて大当たりでした。特に気にしてなかったんですが駐車場も無料に。



 お腹いっぱいで岩畳へ移動。岩畳のシチュエーション自体がよかったらしく次男と三男がめちゃテンション上がってて、長男もブラタモリで予習済みなので写真撮ったりしています。



 で、みんな喜ぶぞと楽しみにしてた肝心のライン下りが、川の水量不足で岩畳周辺の周遊のみと言われてしまい焦ったのですが、岩畳のところで受付してる秩父鉄道運営のもの以外にライン下りはあと2社あることを調べてたので、急いで電話して確認したところ、「荒川ライン下り」さんはやってるということだったのでそちらに。
 ちなみに秩父鉄道運営のライン下りは冬場は営業なし。荒川ライン下りは冬もこたつ船などで営業。今回のように水量不足の時は秩父鉄道が岩畳周辺を周遊、他社はその周遊エリアは避けてライン下りということのようです。



 ライン下りは期待通りみんな大いに盛り上がったのですが、あわてて調べたり問い合わせたり岩畳エリアから荒川ライン下りの受付の方に移動してとかやってるうちに出発の便が一本あとになったりしたのでだいぶタイムロスが発生してしまいました。
 が、まずは大急ぎで自然の博物館にクルマで移動して(歩いて行ける距離ですが)長男は15時から16時過ぎまで展示を堪能。その間オクサンはクルマで休み、次男三男ととうちゃんは歩きで岩畳通り商店街に戻って、次男三男がやりたがっていた射的をやったり、ちょっとポケモンGOしたり、お外で優雅に過ごしてる太っちょの飼い猫たちに相手してもらったりしました。




 もうとっくに夕方ですが、長瀞に来たらマストということで閉店間際の阿左美冷蔵本店に駆け込み。さすがにこの季節なので並んで待つこともなく温かい店内で絶品ふわふわかき氷を堪能。



 その後、さすがにこの時間になると駐車場ヤバいんじゃないかと思いながら、秩父へ移動。秩父夜祭は二日目が夜通し行われる本祭で大変なことになるけど、宵宮の日は交通規制もないし臨時駐車場も満車になることはないだろうと観光協会さんに言われていたんですが、行ってみたらやっぱり満車。やべえ、ってなりながらとりあえず祭の湯の駐車場がもしかしたら空いてるのではと西武秩父駅へ向かうと「空」表示のある駐車場が。聞くと祭の湯の提携駐車場でお風呂に入ると2時間無料とのこと。マジか駅周辺の方が空いてんのかってなりながら車を停め、祭の湯と一緒に駅構内にできたフードコートで夕食。すごい混んでましたが、駅の外にも夜店がいっぱい出てることもあってか、そんなに待たずに席が空き、食事できました。



 そして19時前にお風呂の方へ。宵宮の日は19時から20時までが花火タイムということだったんですが、子供たちは意外にも花火は別に見られなくてもいいというので、じゃあお風呂だお風呂と入ったところ、ちょうど露天風呂を楽しんでた時に花火が始まり、お風呂から花火を見るという贅沢。なぜかこれを祭の湯はアピールしてないので、お風呂は休日とは思えないゆったりぶりで、女湯なんかガラガラだったらしいんですが得しちゃいました。
 お風呂あがって、クルマ乗って帰り始めた時がちょうど花火が終わる間際で、花火見ながら秩父にお別れ。途中段取りの詰めが甘くて予定がズレた割には結果的にほぼ満点の一日ドライブツアーになりました。いやー、よかったよかった。