宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

ゼミ入試

 今年のゼミ入試、ミヤモトゼミはまさかの志望者数7名。一次募集の際の志望者数は、一昨年の4期生の時に23名という未曽有の数字になった後、去年は14名と例年の水準になり、今年まさかの一ケタ台。
 この学年から国際日本学部の定員は50名増えて350名になっており、なおかつ藤本由香里先生が来年度在外研究期間ということでゼミ募集なし、なので、例年より増えてもおかしくないところ、むしろ大幅に減ってしまいました。森川嘉一郎先生のことも例年より増えたわけではなく、ウチと合わせて20名いってないので、ポップカルチャー系のゼミを志望する学生の比率がずいぶん低くなってしまった形です。
 これがたまたま今年だけの現象なのか、国際日本学部に入学する学生の傾向の変化を表すものなのかはちょっと分からないのですが、ウチを受験し、また合格し入学する学生さんたちの志願理由が「国際」や「英語」の方に大きく寄ってきてて、講義はまだしも、ゼミでまでポップカルチャーとかサブカルとかやりたいって子は減ってきてる可能性はあるので、だとすると、自分ももっと頑張らないといけないのかなと思ったりしています。
 

 ともあれ、事前の課題と今日の面接を見る限り、そんな中あえてミヤモトゼミを志望してくれたみなさんのモチベーションが例年より下がっているわけではなかったので、一安心。真剣に選考させてもらいました。
 二次募集でどれくらい来るかもまだわかりませんが、ゼミとしては少人数の方が、柔軟に、中身も濃くやれますから、そのこと自体はむしろ良いわけなので、来年からの6期生ゼミも、楽しみになってきたのでした。