宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今年もよろしくお願いいたします

 1月12日・・・。
 一応言っておきます。あけましておめでとうございます。
 このたびの年末年始は家族で帰省しました。29日から1月4日まで(僕以外は6日まで)、1週間で、和歌山の自分の実家と名古屋のオクサンの実家をはしごしてきました。
 毎年冬休みにゼミの卒論の草稿の添削作業をしているので、帰省の前後がなかなか大変でしたが、今年はたまたまゼミ生が例年より少ないこともあり、どうにかなりました。親としてはハードでしたが、子供たちは楽しかったようですし、どちらのじいちゃんばあちゃんにも喜んでもらえたようなので、行ってよかったなと思います。
 検索すればいつでもどこからでも一発で見つけられる公開の場では、あまりプライベートなことは書けません。というか、デリケートな話題をそれにふさわしく書くための時間を、今は取る余裕がないのですが、それぞれ状況は違うものの、父も義父もがんなので、少しでも励ましになれば(母と義母に対しても)と思って急きょ決めた帰省でした。
 僕の父の方は、年末に「要介護2」(要介護度の段階等についてはさしあたりウィキペディアの「要介護認定」を)との判定が出て、今週から早速介護支援を受けています。認知症の検査を受けることも勧められています。いろいろ考えたり心の準備をしておく必要があるようです。
 そんなこともあり、今年はブログの更新頻度がさらに下がるだろうと思います。大学の仕事はおろそかにせず、家族と過ごせる限られた時間を大事にし、実家の方で起こりうるさまざまな事態に備えつつ、放置している研究の仕事にも少し手を付けるとすれば、もはや削れる時間はブログを書く時間くらいです。自分自身の人生の残り時間も考えずにはいられなくなってきました。
 さっさと博論書けと「期待」して言ってくださる方々が、僕の時間を膨大に奪っている会議や書類作成を代行してくれるわけでも、僕に、そうした授業でもなければ研究でもなく、授業と研究が展開される場を維持運営するための仕事の方が強く求められる職場の状況を改善してくれるわけでもないので、時間が必要なら自分で捻出するしかない。そこで、寝る時間減らすとか、運動する時間減らすとか、映画見ないとかアニメ見ないとかマンガ読まないとかしか、選択肢が浮かばない自分の生活態度自体を変えなければいけないのでしょう。
 年末年始、70代のおじいさんたちが作ったすげー長編アニメや下半身不随になったプロレスラーのマンガなどに触れたおかげで、まわりのせいにしててもしょうがねえなという気になってきてるので、毎年言ってて自分でもげんなりですが、今年こそ、の思いはあります。ま、実家のことで全然無理になる可能性も高いですが。
 ということで、改めまして、今年もよろしくお願いいたします。